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小学6年生の駿は、自分の意思と関係なく体が動いたり声が出たりすることに悩み、学校でも家でも孤立していた。一方、幼なじみの遥斗は、久しぶりに同じクラスになった駿の変化に戸惑う。学習発表会で同じ班になった2人は、それぞれ偶然見つけた動画から「トゥレット症」という神経発達症を知り…。
物語は駿と遥斗の視点で交互に描かれ、症状が出る時に身体の中で起こる変化や周囲の支えが分かりやすく丁寧に表現されています。気づくことや知ろうとすることが世界をやさしく変えていくというメッセージの込められた感動作です。読了後は、ラストに添えられた挿絵もぜひご覧ください。

本書は、根本的でたいせつな問題を、楽しく考える「哲学のふしぎ」シリーズの第3巻。今回は簡単なようで難しい、「幸せ」がテーマです。
題名にも「イチから考える」とあるように、「幸せって、なんだろう?」、「幸せは、夢や願いをかなえること?」など身近な6つの疑問をテーマに、子どもたちにイチからものごとを考える楽しさを伝えています。巻末には著者による解説と、おすすめの関連著書を掲載しており、最後まで充実した内容です。子どもたちに「幸せ」について考える機会を与えてくれるおすすめの一冊です。

著者の阿部夫妻はおべんとうハンター。夫が写真を撮り、妻がテキストを書く。そんな彼らが「あなたのおべんとうを見せてください」と頼み込んで全国各地で取材を敢行。本作はおべんとうと人にスポットライトを当てたフォトエッセイです。
どのページを読んでもおべんとうを食べる人、またはおべんとうを作った人の物語が記録されています。年代も職業もばらばらだからこそ、その人だけの生き様のようなものが見えて面白い。
シリーズ化しており、2026年5月には8年ぶりに5巻が発行されました。