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2026年7月司書おすすめの本

『おばけのそこぢから』内田 麟太郎 文 山本 孝 絵 岩崎書店 発行

E/オ こどものくに(ゆふポ挾間図書館所蔵)  

 これからの暑い季節にぴったりな、こわくて楽しい「おばけの」絵本シリーズ最新作。

 もうすぐ夜が明ける頃、おばけのやしきにさむらいたちが攻めてきて…。追い込まれたおばけのこどもたちが、みんなで力を合わせて立ち向かう、ハラハラドキドキな物語です。

 ユニークで迫力があり、なおかつ細部までこだわって描かれたイラストと、こわさとユーモラスを兼ね備えたストーリーは何度読んでも楽しめます。特に、泣きながらも必死に言い返す勇敢なおばけのこどもたちとその表情にも注目です。

 ぜひ、他のシリーズと併せてお読みください。読むとこの夏涼しくなれるかも…!?


 

『私、誰の人生もうらやましくないわ。』児島 令子 著 パイインターナショナル 発行

674/コ 一般(ゆふポ庄内図書館所蔵) 

 ポスター、新聞、雑誌、CMなどの広告につかわれるコピー(ことば)。私たちは普段なにげなく多くのそれらを読んでは流し読んでは流し…しているはずで、たまーに、え?と思ったり、ハッとさせられることがあったりもする。

 コピーライターの小島さんはターゲットをあえて絞らず、すべては人間向け商品ととらえ、それなら自分も人間だし書けないわけない、と自分を励ましながらことばを探してみるのだという。児島さんが世に放ったコピーの一部をまとめたこの本には広告にあったはずの写真や絵はなく、ことばのみが掲載されている。だからこそ感じられることばの力がある。

 ペットフードの広告につけられた「死ぬのが怖いから飼わないなんて、言わないで欲しい。」とそれに続く文章は後に高校の教科書に載り、大学の獣医学教室で使われたりもしたそうで、いきもの好きには尚更ひびく1文です。


 

『貯金は「夫婦の会話」で9割決まる!』横山 光昭 著 東京ニュース通信社 発行 講談社 発売

591/ヨ 一般(ゆふポ挾間図書館所蔵)

 夫婦でお金の話をする時、穏やかに話せていますか? 家計管理の為には「夫婦のお金に関する価値観が一致している事が大切」とは分かっていても、いざ話し合うと険悪な雰囲気になってしまうパターンが多いのではないでしょうか。

 この本では、貯金につなげる家計管理や資金運用はもちろんですが、これらを上手に行っていくための夫婦間のコミュニケーションの方法を教えてくれています。物価が上昇し、家計がより厳しくなりつつある今だからこそお金について改めて夫婦で向き合う機会です。ぜひ参考にされてください。