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2024年10月司書おすすめの本

『いとしいいとしいいとしのパンどろぼうずかん』              柴田 ケイコ/原作     KADOKAWA/発行

726.6/シ 一般(ゆふポ挾間図書館所蔵)

 2020年に第1作が出版されて以降、大人気の「パンどろぼう」シリーズ。ゆかいなストーリーとおいしそうなパン、愛おしく魅力的なキャラクターたちを自在に操り、作品世界を広げている作者の頭の中をのぞける楽しい図鑑が出版されました。

 これまでの作品のラフ画や細かいアイデアの詰まった設計図のほか、パンどろぼう本人の1日のタイムスケジュールに、「50の質問」まで網羅され、大人も子どもも一目でパンどろぼうのことが大好きになること間違いなしです。ぜひ、細かいところまでじっくり読んでみてください!

『どうして黒くないのに黒板なの?』              加藤 昌男/著           少年写真新聞社/発行

374/カ しらべ学(ゆふポ挾間図書館所蔵)

 朝、学校に登校すると、まず向き合うのが「黒板」です。「黒板」は教室に当たり前のように存在していますが、学校の授業には欠かせません。本書は、今から150年前にアメリカから伝わった「黒板」の歴史と工夫、色のなぞ、取り扱い方などを全4章にまとめ、写真やイラストと共に楽しく解説しています。「黒い板」から「緑の板」へ、「木の板」から「スチールの板」へと、時代と共により良く変わり続けた「黒板」。その奥深さを知ることで、単なる授業の道具ではない「黒板」の魅力を発見できる一冊です。

 

『日月十譚』            マテウシュ・ウルバノヴィチ/短編集キュレーション            トゥーヴァージンズ/発行

726.1/ニ コミック(ゆふポ庄内図書館所蔵)

 国内外で活躍するクリエイターたちが描く、日本を舞台とした読み切りの短編漫画集。「日月十譚」というタイトルの通り、過ぎゆく何気ない日常(=日月)を描いた十編の作品が収録されています。

 どの作品もクリエイターたちの豊かな表現力に満ちていて、唯一無二と言っていいほど味わい深い作風を感じます。その中にあなたのお気に入りの一コマが見つかるかもしれません。

 また、本作は左綴じの本になっています。コミックを左からめくって読むという読書体験ができるのもユニークなポイントです。