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『君型迷宮図』 久米 絵美里 作 朝日学生新聞社 発行 児童 913/ク
主人公はおとなしい性格の公(こう)という男の子。記憶を失い見知らぬ空間の中で目覚めた公が
自分の失った記憶を取り戻すため、記憶迷宮の案内人のサノとリョウとイチと旅をします。サノは論
理的な考えが得意。イチは楽器の演奏など芸術的なことが得意。リョウはサノとイチの意見が食い違
う時に冷静になって対応していき、旅の最中のトラブルをみんなで乗り越えていきます。
記憶迷宮の出口を目指す中で、案内人の3人は公に隠し事があるようで…。公が直接その隠し事を聞
くと案内人の3人は公が傷つくことを恐れて話してくれません。
果たして案内人の3人が公に隠していることとは…。公が失った記憶を取り戻した後、どのように
変化していくかを注目してください。
小学校高学年向けのファンタジーの児童書ですが、悩んでいる人の背中を支えてくれる本です。