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新宿歌舞伎町と聞くとドラマ等で見る夜の町、雑多な町、怖そうな町といったイメージが先行し、椎名林檎の「歌舞伎町の女王」が脳内で流れる。足を踏み入れたことはないので私の勝手な想像にすぎない。そんな歌舞伎町の食堂に生まれ、育った山本さんが令和の歌舞伎町を見つめ、詠んだ歌集が本書である。少し紹介すると〈血まみれの人が寝ている路地裏でハル婆さんは門松飾る〉〈オンドレとテメエの睨み合いの中にナニサマが来て仲裁をする〉〈紫陽花は一雨ごとに濃くなって身の上話を塗りかえるマリー〉
いかにもだったり、つい笑ってしまったり、壮絶な人間ドラマを思い巡らせたりと映像が次々と浮かんでくるのは私だけだろうか?山本さんの歌はどうしようもない諦めの中に慈悲深い愛情のようなものが感じられ、知らない新宿をまた知った気分にさせる。

絵本情報サイト「絵本ナビ」をもとに製作されたこの本では、大切な人がいる幸せを教えてくれる絵本、子どもに読んであげたくなる絵本、など近年の傑作と時代を超えて愛される不朽の名作を5章立てで紹介しています。子どもとどんな時間を過ごせたか、この本をこれから子どもに選ぼうとしている方へのアドバイスが1冊ごとに載せられていて、ただの評価には無いぬくもりを感じられる内容となっています。
全てのページがオールカラーなのでお子さんと一緒に選書してみるのも楽しいかもしれません。

みなさんは、本を読むことが好きですか?それとも少し苦手ですか?本書はどちらにしても「読書っていいな」と思えるような内容になっています。
まず、本との楽しい付き合い方がわかるよう22の質問に分け、イラストやマンガとともにやさしく解説しています。質問も「本を読むといいことがあるの?」や「時間がないから本がよめません」「細かい内容をすぐ忘れてしまいます」など、みなさんが一度は感じたことがある身近なものばかりです。さらに後半では、小学生のうちに読んでおきたい名作を、ジャンル別に180冊紹介していて最後まで充実した内容です。
これからの読書の参考になる一冊ですので、ぜひ、手にとってみてください。