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今年は戦後80年の節目でもあり、戦争関連の本が数多く出版されました。こちらの本は2019年に子ども向けの月刊誌本として刊行され、多くの反響があり、今年改めて絵本として出版されたノンフィクションの話です。
2014年にアメリカで「一郎君へ」と書かれた日章旗がみつかります。戦時中、兵隊へ行く人のお守りがわりに見送る人々が寄せ書きをした旗です。この旗の持ち主を探す依頼を受けた新聞記者は寄せ書きに書かれた59名の名字が静岡県に多く見られることを手掛かりに図書館で昔の電話帳を調べはじめます。名前が一致し住所がわかった人を訪ね歩くうちに少しずつ見えてくる当時の様子や一郎くんの人柄。そして今を生きる私たちと何ら変わりない人々のうえに戦争が起こり失われた自由があったこと。言葉にできなくとも人々の思いの内は今も昔も同じであったのかもしれないと感じます。是非子どもから大人まで読んでみてほしい心揺さぶられる1冊です。
何も考えずパっと開いたページなのに「コレってまさに今の自分!」と思ってしまうほど共感力100%の本作品。日々あったこと、思ったことが弱音とともにスケッチされ、どこから読んでも楽しめます。魂が疲れ気味の方を癒してくれる本作「あおむけ編」と、しんどい辛さを受け入れ、折り合いをつけるための「うつぶせ編」があります。慢性的に襲ってくる重い感情に悩まれている大人の皆さん、ぜひ心の栄養ドリンク『ヨイヨワネ』をお試しください。
「うーちゃん」は、ピンク色のかわいい「おかいものぶくろ」。うーちゃんはとても丈夫で強いので、お母さんがお買いものに出かけるときは、いつもいっしょ。ところがある日、お母さんがうーちゃんを忘れて、お買いものに出かけてしまいます。うーちゃんはすぐにお母さんを呼びます。「お母さーん、おかいものぶくろを、お忘れですよー」。あわてて追いかけるうーちゃんですが、お母さんに会えるのでしょうか…。
楽しく展開するお話と明るくかわいらしいイラストは、読み聞かせにもぴったり。みんなが笑顔になるおすすめの絵本です。