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2025年9月司書おすすめの本

『いろいろいろんなきもちのほん』メアリ・ホフマン ぶん、ロス・アスクィス え、すぎもと えみ やく 少年写真新聞社 発行

E/イ 学習絵本(ゆふポ挾間図書館所蔵)

 うれしい、かなしい、わくわく、たいくつ…。毎日の生活の中で、いろんな気持ちが浮かんでは消えていきます。気持ちを胸にしまっておくのがいいと考える人もいれば、まわりにきちんと伝えた方がいいと思う人もいます…。みなさんは、どうですか?

 本書は『いろいろいろんなかぞくのほん』、『いろいろいろんなからだのほん』に続くシリーズ第3弾。人それぞれいろんな気持ちや考え方、受け止め方があることを前向きに伝える絵本です。多様性を大切にしたカラフルなイラストと軽快な文章は、子どもたちが楽しく読み進められる内容になっています。ぜひ、他のシリーズとあわせて読んでみて下さい。

『まぼろしの動物ニホンオオカミ -小学生、なぞのはくせいの正体を追う-』たけたに ちほみ 文、川田 伸一郎 監修 Gakken 発行

489/タ 児童(ゆふポ挾間図書館所蔵)

 世界に5体しかない、絶滅動物ニホンオオカミのはく製。本作は、幻の6体目を当時小学4年生にして発見・調査した小森日菜子さんの学術論文発表までに至る道のりを追ったノンフィクションです。

 ある日、国立科学博物館の研究施設を訪れた日菜子さんは、通路の隅に置かれていたイヌのようなはく製に目を止めます。それは100年以上誰にも気づかれずに収蔵庫で眠っていたニホンオオカミのはく製だったのです。ふとした気づきが大人たちを動かし、専門家顔負けの情熱と探究心で世界が驚く大発見をした日菜子さん。有名テレビ番組にも「博士ちゃん」として登場した彼女が、自分の「好き」を極めることの大切さを私たちに伝えてくれます。

『私立探検家学園 1 -はじまりの島で-』斉藤 倫 著、桑原 太矩(たく) 画 福音館書店 発行

913/サ 児童(ゆふポ庄内図書館所蔵)

 主人公・松田コロンは小学5年生。この春、「私立探検家学園」という探検家を育てるための学校に入学することに。学園には世界中のいろんな国から子どもたちが集まっていて…。

 少年少女が活躍する冒険譚ですが、ミステリー要素ありSF要素ありで大人が読んでも充分に楽しめる児童書です。桑原太矩さんが手がける挿絵も見応えあり!

 シリーズ化されており、2025年8月現在、6巻まで刊行されています。