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2025年2月司書おすすめの本

寺嶌 曜 著『キツネ狩り』(新潮社刊)

913.6/テ 一般(ゆふポ庄内図書館所蔵)

 3年前にバイク事故で負傷し、右目を失明した警察官の尾崎冴子。3年ぶりに事故現場を訪れた彼女の右目に、突然3年前の光景が映し出されるようになり…。

 3年前の光景を映す右目を使って未解決事件に挑む警察小説です。「いやいや、そんなのあり?」とつい思ってしまいそうな設定ですが、その能力には制限もあります。3年前の光景しか映らないこと、長時間過去を見続けることは尾崎自身への負担になること。制限つきの能力をどう生かし、どう立ち回るのかが本作の鍵になっていきます。

 一風変わった警察小説、いかがでしょうか?

ヒロアキ 著『おうちごっこの子育て1年生 -家族を笑顔にする32チャレンジ-』(KADOKAWA刊)

599/ヒ 子育て支援(ゆふポ挾間図書館所蔵)

 ヒロアキ、みきちゃん、まーちゃんは、YouTuber「おうちごっこ」としても大人気の3人家族。日々みんなで「ごっこ遊び」をしながら楽しく家事をしたり、社会のルールやマナーを覚えたり…。そんな生活の中で、娘であるまーちゃんから学んだたくさんのことを、写真やマンガを交えながらヒロアキさんが丁寧に解説していきます。

 時に悩みぶつかりながらも子育てに奮闘する姿に、笑って共感できる一冊です。ぜひ動画とともにお楽しみください。

とあるショップのてんちょう 著『教養としてのハイブランド -フツーの白シャツが10万円もする理由-』(彩図社刊) 

589.2/ト 一般(ゆふポ湯布院図書館所蔵)

 皆さんはブランドの服に興味はありますか?または、ブランドショップに並ぶ服を見てこう思ったことはありませんか?「どうしてただの服があんなに高いの?」と。

 本書の中にその疑問を解くヒントがあるかもしれません。アパレル業界でショップ店長やバイヤーとして現役で活躍する著者が、ディオール、サンローラン等の老舗から、近年注目されている新しいブランドまで、その誕生の経緯、デザインの特徴、服飾史における立ち位置等をわかりやすく解説しています。